2021年もロレックスは、こっそり値上げしました。
7月のページと8月のページを比べてみました。
私の欲しい”スカイドゥエラーで比べてみますが、2021年7月は¥1,586,200円、8月になると¥1,667、600円。時計自体は何も変わっていませんが、価格は5%ちょっと値上げされてます。
当たり前ですが、物価は毎年上がっています。
ロレックスも例にもれず、着々と定価をあげていきます。欲しいものは早く買わないと損します。ロレックスの場合、欲しい人が多すぎてなかなか買えないので、ロレックスマラソンのランナーがどんどん増えているのが2021年の現状です。
20年で、定価が倍になる計算です。
私の持っているデイトジャスト(18Kコンビモデル)ですが、30年前に37万円で買ったものが、今や129万円と定価が上昇してまいす。あの頃は、消費税が3%か、なかったかもしれないくらいの時代なので、税金も関係しています。いまや消費税10%ですから。
値段の上がらない時計もあります【人気が価格を左右します】
当時ロレックスと悩みましたが、CORUM(コルム)を選びました。
1990年当時、ロレックスもコルムもコンビモデルの価格は当時変わりませんでした。非常に悩みましたが、海が大好きだった私は船に縁のある時計が欲しかったので、最終的にコルム一択となりました。決め手は”数旗”です。
旗にはいろいろあります。有名なのが国旗、国を表す旗です。他に国際信号旗というものがあり、数字にも旗があります。主に船が洋上で使うことが多いですが、時間を表す数字部分に”数旗”を使用しているメーカーとなります。例えば12時の場合、数旗の”1”と”2”を重ねることによって12時を表しています。
高級時計の例にもれず、バックルは観音開きで、メーカーロゴは18Kです。しっかりしたブレスの作りで、30年経ってもへこたれていません。金色の部分は全て18Kイエローゴールドで柔らく、細かい傷が使用年数を語っています。
30年後にロレックスがこんなに流行ると思ってませんでした。時計投資としては、失敗作です。
投資としては失敗ですが、今でも気に入っていて売る気はないので、所有感的には大成功です。
1990年代の時計は小さい(右は2018年発表のバシュロン)
昔はどんな時計も36mmが主流でした。もちろんロレックスも36mmです。今や、40〜44mmが主流です。比べてみると、時代を感じます。
【今回の学び】欲しいものは、欲しい時に買いましょう!
私の持っているこの時計たちは、もう手に入りません。間違えて買ったとしても、高級時計に関してはそこそこ価値があるので、売ってしまえばお金は戻ってきます。
自動車で例えると、フェラーリの中には買った価格よりも中古のほうが高いものがあります。しかし、大衆車やファミリーカーは絶対に価値が下がります。高級なものは、非常に価値が落ちにくいのが事実です。
どの業界にも査定屋さんがあるので、試してみるのも1つの手です。
衝動買いはダメですが、よく考えても欲しいものは買っておきましょう。
今買わないと買えないものになる事が、世の中多い事を知りましょう。